2012年5月1日火曜日

Sorinaccio(ソリナッチオ)

昨日のJ2第11節、ホームアルウィン京都サンガを迎えた試合、山雅戦士は私たちを唸らせてくれました。(^_^)
何と言ってもあの天皇杯準優勝、アンドU-23日本代表選手も擁する強敵に怯むこと無く、常にハードワークして自由にさせないゲーム展開。いつのまにこんなにアグレッシブになったの!?(゜∀゜)ってくらい、攻守にわたって動き回り、京都のシュートコースやパスコースを切りまくって、またも0封に抑えました。
スタッツを見るとシュート数が京都5に対して山雅は何と12
相手の倍以上シュートして枠を捉えきれない…となると、データ的には不満が残る内容ですが、見ていた我々からすると充分以上に闘った、という感じでした。
でも選手コメントには
勝ちたかった。勝てたゲームだと思う。チャンスはあったが、枠に行くシュートを決めたかった。課題は見つかったゲーム。シュートやパスの精度をもっと上げていきたい… :弦巻選手
勝ちたかったし、勝てた試合。シュート数でも上回った。千葉戦は勝てたが、内容はあんまりだった。今日は勝てなかったのは残念… :喜山選手
…と、勝ちきれなかった悔しさが出てきています。
この悔しさをバネに、さらにアグレッシブにシュートを打ちまくり、FWの流れからの得点を狙えるようなチームに成長して行ってくれれば最高ですね。(^。^)

ようこそおいで下さいました、アルウィンへ(^_^)/
噂ですが、京セラの関係で諏訪にある某企業へ“動員”が掛かっていたとか居ないとか。(^_^;) でも今回の試合をキッカケに、その会社にも山雅ファン・サポが増えてくれれば最高ですね。
入場者数は1万人を楽に越えての12,154人でした。これでJ2のホーム動員数平均が1位に!\(^O^)/



野澤選手の左足が高く上がり…
クロスバーにぶら下がってゲームのスイッチが入ります(^^)
この試合から(?)登場の大旗南信バージョン
よく見ると南信地方の街の名が染め抜いてあります

試合は前半、山雅のワンサイドゲームっぽく展開。何度も相手ゴール前へ迫ってシュートを浴びせますが、相手GK水谷選手の好セーブが発揮され、山雅のシュート精度も良くないのでなかなか点が取れません。(^_^;)
塩沢選手のシュートを片手一本セーブ!(@_@)
船山選手競り負け…
小松選手も枠を外れ…(´д`)

後半に入ると70分過ぎ位からだんだんと山雅の運動量が落ちます。しかしまだ諦めずに、相手のパスをカットして攻め立てます。

船山選手の切り返し

後半途中で接触プレーから塩沢選手が額を切ってしまいます。が、バンデージをして戦線復帰。
痛々しいバンデージ姿
塩沢選手はこのあとエイジソン選手と交代(そういえば久々にエイジソン選手のチャントを謳ったな…(^^;))、次いで弦巻選手から楠瀬選手へ、船山選手から木島徹也選手へ3枚のカードを切ってきますが、京都もなかなかゴールを割らせてくれません。
弦巻選手、婚約記念GOALならず!(^_^;)
(今回はなーんとなく、動きが重かった?)
楠瀬選手も爆発せず…(´д`)

ということで試合終了。終了のホイッスルとともに数人の山雅戦士が倒れ込み天を仰いでいました。それだけ走り回り、精根尽き果てたんでしょう。後半は運動量も落ち、何度かピンチがありましたが身体を張って防ぎきって、攻撃にスイッチを切り換えるんですがフィニッシュの精度がイマイチ… 確かにこの辺が課題なんでしょうか。

振り返ってみれば、反町監督が就任して以来キャンプでは“地獄の”と称されるフィジカルトレーニングが課され「走れない奴は使わない」と言い、まだ甘さが抜けない選手たちへ「またバイトの生活へ戻りたいのか!」と尻を叩いて、プロ意識を浸透させながら毎日走りのトレーニングをやってきました。
リーグ戦が始まった頃は、90分走り続けられる選手はまだ揃って居らず、後半になるとガタッと動きが止まる展開が何度もありました。
飯尾・多々良・飯田各選手で3バックを作り、ボランチには喜山・小松選手を置いて運動量を期待して、その左右に玉林・鐵戸選手というウイングバックを配置して、絶え間の無い上下運動を課しています。そしてFWには塩沢選手(あるいは片山選手)をトップに置いて、弦巻・船山選手をシャドウに置き、攻撃ばかりでは無く守備もかなり後ろの方まで守らせています。
反町監督率いる山雅は、文字通り10人で激しいプレスを仕掛けて、ある意味ポゼッションは捨てていると言っても過言ではないでしょう。

ボールを奪うと、シンプルに前線の塩沢選手へロングパスを送り、高さを武器にして相手DFに競り勝って、船山・弦巻選手がスペースへ走り込む。このような形で何度も敵のゴール前を脅かしていくものの、まだ決定力が足りないことは否めず、チャンスを確実にモノに出来ているわけではありません。
綺麗なパスワークもドリブル突破も松本山雅の試合で見られることは少ない。でも限界までボールを追いかけ、必死に耐える事も同じサッカー。全員守備、全員攻撃。激しいプレスで90分間、敵の自由を与えない。ポゼッションは捨て、機を見てカウンター。少ないチャンスをモノにして僅差で勝つサッカー…

まさに「カテナチオ」と呼ばれた堅い守りが特徴のイタリアサッカーを彷彿とさせる。しかしこれこそが、現有戦力で戦い続けるための反町監督の選択、「ソリナチオ」なのだ…
という様な事が、「SportsNavi“Sports I need”」に書かれています。(^_^)

参考までに、ウィキペディアより抜粋…
Catenaccio(カテナッチォ)とは、1950〜1960年代にイタリアで流行したサッカーの戦術。ほとんどの選手が自陣に引いてしっかり守るという堅い守備で、前線の数人だけで素早く得点を取るというイタリアのカウンター・サッカーの戦法をこう呼ぶ。
内容よりも結果を重視するイタリア人らしい戦術で、あまりにも守備を重視した戦術であったため、それが転じて、現在ではイタリア・サッカーの守備的な戦い方そのものを表す。言葉自体は、イタリア語で「掛けがね」、「閂(かんぬき)」という意味で、ディフェンスラインの後ろで左右に動くスイーパーの動きがかんぬきを差す動きに似ていたところから、そう名付けられた。
日本では現在でもサッカーイタリア代表の固い守備陣のことを「カテナチオ」と呼ぶことがしばしばあるが、イタリアでは既にこの表現は使われていない。実際このシステムは1960年代の内に消滅しており厳密にいえば catenaccio という呼称は相応しくない。


この反町イズム(=反町戦法?)が段々功を奏してきて、今のところ無敗・無失点記録は4戦に延び、順調にチーム造りは進んでいる様に思えます。このままこの調子を維持して、まだスタメンに出てこられない選手層にも奮起して貰って、これからは層の厚い松本山雅を造り上げていって欲しいと思います。(そうでなければ夏場を乗り切るのは到底むずかしいと思われるので)
モチロン、One Soulで応援し続けるのは当然です!

今回の投稿はちょっとばかり熱が入りすぎて、クドクドと長文になってしまいました。m(_ _)m(ここまで読んでいただいて感謝です(^_^;))

8 件のコメント:

  1. 開幕した頃。
    反町監督の要求するサッカーが形になるのは、もう少し先かな?と思っていました。
    おそらく監督はまだまだ先を見据えて戦術を考えていると思います。
    まだ出番をもらえていない選手、きっと活躍する時が来ます。
    とにかく私たちは信じて応援するだけですね。
    そしてこの先、思うような結果が出なくなった時、いかに受け止めて支えていくか、これが最も需要だと思います。
    良い時も悪い時も、共に支え闘いましょう!

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    1. hossy0520さん、こんばんわ。
      そろそろ徳島へ向けてご出発でしょうか。お気を付けて行ってらっしゃいませ。(^_^)/
      Twitterにも書きましたが、明日の向こうの天気は晴れ。「山雅は雨の時に勝つ」なんていうジンクスは熊本戦で払拭されたと思っていますので、是が非でも勝ち点3をもぎ取るべく、応援をよろしくお願い致します。m(_ _)m

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  2. Sports I needのk-fieldと申します。
    この度は駄文を引用し、更に要約までしていただきありがとうございます。
    突然のコメント書き込みご容赦ください。

    自分自身埼玉在住ですが、長野県出身であり、妹も熱烈な山雅サポでもありまして、私も関東で試合がある時は良く見に行っております。

    開幕戦の味スタ、先日の町田もお邪魔させていただきました。

    開幕の頃に比べるとチームが劇的に変わりましたね。
    これほど短時間で成果が出るとは正直驚きです。

    山雅の選手は、才能はありながらそれを発揮出来なかった若い選手が多いと思います。

    でも、山雅でその才能を開花させる可能性は十分にあると考えています。

    反町監督手腕にこれからも期待しています。

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    1. k-field様
      コメント戴きまして恐縮です。
      貴ブログへも、私のコメントとして謝罪の意をお送りしておきましたが、勝手な引用と勝手な要約を致しました事、深く反省し、今後この様な事の無い様、気をつけて参りますので、お許し頂ければ幸甚です。
      貴ブログの文章を目にしたのは、Twitterに書き込まれた「これは松本山雅ファン・サポーター必読ではないかと…」に引かれて読ませて頂きました。申し訳ありませんでした。

      そのうえで、弊ブログへ山雅についての大変好意的なご意見をも戴きまして、恐縮至極です。
      確かに仰る通り、若い選手たちも山雅で才能を開花できるよう、我々サポは精一杯応援し、惜しみなく選手の背中を押す努力をし続けたいと思っております。今後とも温かく見守って頂ければと思います。
      よろしくお願い致します。

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  3. dics様
    こちらこそ引用していただき大変光栄です。
    気になさらず、もし気に入っていただいた文章があれば
    どんどん使ってください(笑)

    私もふるさとのチーム松本山雅を応援していきますので
    今後ともよろしくお願い致します。

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    1. k-field様
      コメントありがとうございます。
      そう言って頂けると気も楽になりました。ご快諾ありがとうございました。m(_ _)m

      こちらこそ、また引用なり参考にさせて頂く事もあろうかと思います。
      また今後ともよろしくお願いします。

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  4. dicsさん、こんばんは。
    昔は「山雅出遅れ」は春の季語(^_^;)とすら言われてたお家芸だったのになー。(そういえば某監督が就任した某チームwゲホンゲホン)
    それを脱するのはJ2昇格の今シーズンはかなり厳しい、と思ってただけにうれしい思い違いですね。

    私はこのチームの成長を象徴的に個人も成長してるのが、アツ(多々良)とケンタだと思ってます。ホント頼もしい。
    こうなると、HFL→JFLの過程で同様な事を感じてた、ショータ。ぜひ早くJデビューを飾って欲しいっす。

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    1. ほたさん、こんばんわ。
      コメントありがとうございます。m(_ _)m

      そうですよね、去年までは毎年毎年「スタートダッシュに躓いて…」というのが定番だったんですが、やはり監督が替わると選手の意識も変わる… いや、そういう風に名将反町監督がコントロールしてくれた結果なのだ、と改めて思います。(^_^)
      仰る通り、多々良選手も小松選手も大卒で山雅へ来て、いわば社会人の第一歩からこの山雅の選手として頑張っている訳で、頼もしい限りです。(また小松選手は、私の副業先とも関係があるので、思い入れは多々良選手以上です(^^))
      それにしても、今井選手ですねぇ…(^_^;)
      彼は“ニコチン”からは卒業できたんでしょうか…。

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