2012年8月14日火曜日

残りは14試合

あらためて振り返ってみると2012年のJ2リーグ戦、全42試合の内28節が終了…ということは、約2/3が終わった訳です。松本山雅は現在14位。勝ち点的に言うと13位には北九州が同じ点数で、山雅よりも1点多い徳島水戸が12・11位という順位になっています。もし次節熊本戦に勝利できたなら、10位という位置も視野に入ってくる訳で、J2 1年生としては充分な出来なのではないでしょうか。(^_^)

でも、ちょっとひと呼吸置いて落ち着いて「松本山雅の立ち位置」って何なんだろう?と考えてみました。折しも宇都宮徹壱氏著「松本山雅劇場 〜松田直樹の居たシーズン〜」を読み終えて思ったのは、あらためて山雅のサポで良かったなぁ…ということです(^^)

本のあとがきにあった言葉
「40番目のクラブ」と表現したのは、言うまでもなく昨年のJFLで、山雅が昇格の条件である4位ギリギリでフィニッシュしたからに他ならない。だが、結果として山雅が「40番目」となったことは、ある意味とても象徴的だったように思えてならない…
<中略>
駅前の喫茶店の名を冠した純然たるアマチュアクラブが、さまざまな紆余曲折と多くの人々の努力と情熱によって、全国区のプロサッカークラブへと発展してゆくーー。
端的に言えば、これこそがJリーグがこの国にかけた「魔法」であった。そして、40チームをもっていちおうの完成とするJリーグの、まさに総仕上げとなるラストピースが山雅であったことに、ある種の必然性を感じずにはいられない。
山雅サポーターは、自分たちのクラブが「40番目のJクラブ」であることに、もっと誇りを持ってよいのではないだろうか。
有り難い言葉ですね。
この文章を読んで思うのは、決してビリッケツから恐る恐るスタートした訳じゃなく(実際は各選手のポテンシャルは上位という訳ではありませんが)、この国のサッカーを変えていく(?)くらいの、クラブとしてのポテンシャルを持ちつつJ2という舞台に躍り出た…と受け取っています。(^_^)


また同氏によるスポーツナビのコラム「アルウィンに根付くクラブへの忠誠心 J2漫遊記 第6回・松本山雅FC」に書かれている中で、スカパー!の番組「フットボールクラッキ」という番組でインタビューした、山雅副社長・八木誠氏の言葉があります。
…このクラブと一緒に大きくなろう、そしてスタンドでみんなが感極まろうという意識が共通していたからだと思います。それとゴール裏の雰囲気が、当初から排他的ではなかったことも大きかったですね。それは松本の良さだったと思います。実は私の目標は、Jリーグに上がることでなく、あそこ(アルウィン)が満員になることだったんです。極端な話、地域リーグでもJFLでも、2万人のスタンドが埋まったら、すごいことじゃないですか。そういうチームが地域にあってもいいと思います。もちろんチームを強くしたいんですけど、それ以上『地域の人たちに喜んでもらえるスタジアム作り』というものを念頭に置いてやってきました。
なるほど!そういう発想でやって来た結果なんですね。(^_^)
(ちなみに最多は3年前の天皇杯2回戦・vs浦和レッズ戦での観客数は14,494人。満席までは行きませんでした)

宇都宮氏は続けて…
目標はJに上がることではなく、スタジアムを満員にしてお客さんに喜んでもらうこと――この発想、今までありそうでなかったように思う。アルウィンに集う人々は、もちろん松本の勝利を願っているわけだが、さりとて「勝てなくなったから見に行かない」ということにはならない。臨場感あふれる球技専用スタジアムで、気の置けない地元の仲間たちと歌い、飛び跳ね、そして一喜一憂する。その繰り返しが、たまらなく楽しいのである。そして気が付けば、誰もが松本山雅にはまっている……。
松本は今のところ、J2に昇格したばかりの、戦力的にも予算的にも中の下クラスの地方クラブである。飛びぬけて有名な選手がいるわけでもなければ、目を見張るような戦術を展開するわけでもない。それでも近い将来、松本山雅と地域、そしてサポーターとの幸福な関係は、きっと日本サッカー界のトピックスとして脚光を浴びることだろう。
この言葉を、"くすぐったい"と取るか"有り難い"と取るかは人それぞれでしょうけれども、「40番目のJクラブ」として、胸を張って上位の各クラブへぶつかって行く気持ち…山雅の段幕にもある言葉『我らは常に挑戦者』を忘れない様にして、残す14戦に全力を傾ければ、10位そこそこでJ初年を終わらせることが出来るかも知れません。(^-^)


もう一つ、氏のコラムに興味深い記事を見つけました。
集客ワーストからの脱却はなぜ実現したか?<後編> J2漫遊記 第4回・水戸ホーリーホック
書かれている中で興味を持ったのは
気が付けば水戸は、J1未経験クラブの中で「最年長者」となってしまった。J2というカテゴリーからは、後にマンチェスター・ユナイテッドに移籍する選手や、クラブワールドカップ出場を果たすクラブが輩出される一方で、水戸のように試行錯誤を続けながらようやくプロフェッショナルに目覚めたクラブもある。とはいえ水戸の関係者は、J2での12シーズンについて、否定も卑下もする必要はまったくない。むしろ水戸がJ1昇格を果たした暁には、彼らの歩みは地方のJ2クラブにとって、貴重なロールモデルとなり得るのではないだろうか。
という最後の部分。
山雅とイコールではないですが、「地方のJクラブ」という括りにおいて、参考にすべき先輩なのではないかと思います。


どの様な立ち位置でも、クラブ・選手・サポーターが同じ方向を向いてサッカーを、サッカーのある週末を楽しむ…これもまたOne Sou1の一つでしょうね。

2 件のコメント:

  1. こんばんは

    お盆にて姉や妹が帰省していて、妹に何でそんなに
    山雅にはまったのか聞かれましたが理詰めの説明は
    できませんでした、、、

    「でも、そんな魅力?があるんでしょ?」と言われ、
    「そうなんだよ!」と答えました
    まるでフーテンの寅さんですね

    でもそれでいいんじゃないですかね

    明日は午後から仕事なので甥っ子達と歯科大に
    練習を観に行く予定です

    早く日曜日が来ないかなぁ、、、

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    1. 匿名さん、こんにちわ。コメントありがとうございます。m(_ _)m

      今山雅サポを自認している人達のほとんどは「山雅のココが好き!」というのはいくつか挙げられても、「どうしてそうなったか」を明確に理路整然と答えられる人は居ないでしょう。(^_^;)
      「何となく」「フィーリングで」「気が付いたらどっぷりと」etc… そんなんで良いんです。(^。^)

      歯科大Gでの練見は見やすいので最高ですね。選手のサインは貰えましたでしょうか。(^^)

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