2013年2月23日土曜日

F岡山の提言(アクチュアルプレーイングタイム)

今日は山形村アイシティ21で、松本山雅“2013キックオフイベント”が行われました。今年は都合で行けず、仕方なくAMラジオとTwitterのTLで、雰囲気だけは追いかけました。(^^;)(でも途中のツイートで「ステージの音が聞こえない。ラジオ聴いていた方が良かったかも…」なんてのが有ったりしましたけどね)
それに平行して、アルウィンではUMも参加して「TOY BOX主催 遊んで学んでスカイパーク」という催しも開催されて、追加加入の2選手、#24パク・カンイル選手#9ポドリゴ・カベッサ選手のダンマク作製や、UMリズム隊による“楽器体験”が行われていたようです。(^_^)
そういえばラジオの中で(前半は各選手が一人ずつ入場しての個別インタビューがあったんですが)ポドリゴ選手の言葉に「山雅のサポは、ブラジルのコリンチャンスサポのようだ…」なんて言葉もあり、クスグリ所を心得ているなぁ、と思いました。(笑)

去年のトーク場面
今年も変わらなかったと思われ…(^_^)




ところで、ファジアーノ岡山景山監督が、クラブのHP上で「お知らせとお願い」として
ファジアーノ岡山においては、レフェリーの存在をリスペクトし、また、アクチュアルプレーイングタイムを伸長するため、選手がピッチに倒れている際であってもボールを外に蹴り出すことなくプレーを継続したいと考えています。
という声明を出しました。
読んでみると、ゲーム中に何らかの接触やアクシデントでピッチに倒れた選手が発生した場合、プレーを止めるかどうかは全面的に審判の判断に任せる様にして、選手の自己判断でボールをタッチラインから外へ出すという事はしません…という事です。

確かに、そうしてボールを外へ出すと、相手チームのスローインという形でやんわりと出した方のGKへボールを返す…という流れになってそこで場内から拍手が起こる…その拍手は、フェアプレー精神に則った爽やかなプレーですね、フェアにやってくれてありがとう…という気持ちがこもったもので、観ていてもその場にいても、実に爽やかな気持ちになるモノです。

ただ、岡山としては、その事を「倒れた選手の怪我に関する判断を、訓練を受けたレフェリーではなくピッチ上の選手が行うことで、必要以上に判断が安全に傾く側面があるとも考えています…」と言っています。さらに「ピッチ上に選手が倒れている際は、怪我に関する判断は全面的にレフェリーに委ねることとし、そのホイッスルが試合を中断するまで全力でプレーを続けさせて頂きたいと思います…」と言っています。

私はこの意見に全面的に賛成します。(^_^)/

他のサイトなどを探してみると、Yahoo!ニュースの中に「J2岡山が提起する新しいフェアプレーの捉え方」として、ライター氏の私見も交えて書かれています。
それによると、すでに岡山では4年前から意志表示されている事で、試合前のマッチコミッションミーティングの中で、相手の監督に文句を言われたことがあったとかで「それはどうフェアプレーを捉えるかという部分のことであって、われわれはこのように信じています。また、それがサッカーのためでもあると思って宣言しています。私たちは自分たちのやっていることに自信と誇りを持ってやっています…」と言っている様です。

なるほど…
「アクチュアルプレーイングタイム」(以下、APT)…これは、純粋にサッカーのプレーを行っている時間のことで、試合時間の中で、ラフプレーや接触で倒れて痛がっている時間とか、選手交代でゆっくり歩いて行くとか(ルール上は選手交代の時間、主審は時計を止めているので遅延行為ではないですが)、明かな遅延行為でゲームを滞らせるとか、そうした「ボールを追うプレー以外の時間」をなるべく無くして行きましょう、純粋にサッカーを楽しむ時間をできるだけ多くしていきましょうよ…という理念です。
Jリーグでも2012シーズン5月から、試合自体の魅力向上を目指すための新たなプロジェクトである「+Quality(プラスクオリティー)プロジェクト」として、各試合毎のAPTおよび反則ポイントの情報をメディア向けに公開するようになっています。
※参考:[PDF] 2012Jリーグ アクチュアルプレーイングタイム チーム別平均データ

このデータを見ると、J1/J2の年間順位という形で各チームの平均APTが出ています。サスガに岡山は1位で、実に1試合平均55分27秒が「純粋にサッカーをしていた時間」という事です。(我が山雅は17位で51分21秒(^_^;))

岡山の主張の先には「長いAPTの中でスキルを発揮できる選手が、これからの日本サッカーを担っていくべきでしょうし、日本が世界で勝とうとするならそういう方向性しかないと思います…」という事で、ごもっともな事だなぁ、と思いました。
問題かな?と思うのは、この“主張”はJリーグ全体から出てきたものではなく、1クラブから発信されたという事。
日本のサッカーを強く、世界レベルに持って行くには、こういう事から日本の選手のスキルを上げていくことが、全体のレベルアップに繋がると思います。決して、小手先の「ヨーロッパの秋春制に合わせる」なんて事とは大きく次元が違う“世界レベルへの道”だと思うんですが、どうなんでしょう。(^_^;)

ヨーロッパサッカーのTVを観ていると、時として選手が倒れている時でもプレーが止まらずに、審判もそのまま流して続行させているシーンを見る事があります。そこには、プレーを止めるかどうかはあくまで審判の判断に委ねられており、選手はひたすらゴールを狙って動き続ける…というマインドが感じられる訳です。
紳士的に、スポーツマンシップを強く前面に出して、すぐタッチラインからボールを出す…というプレーが、いかにも日本的な感じを受けてしまうのは私だけでしょうか。(その伝で言えば、去年のアウェイ山形戦で鐵戸選手のプレーに対して山形サポさんのから物言いが付いた一件がありましたが、それも同じ様な話ではないかな…とも思ったり(^^;))

理想なのは上にも書いたとおり、JリーグさらにJFAとして、こうした方向性を日本のサッカー界全体に浸透させていく事ではないかな…と思う訳です。ずっと春秋制でやってきたこの国で、欧州の秋春制に合わせて開催時期を変えよう… 欧州が春秋制に傾いてきたからこれは止めておこう… なんていう小手先だけの強化策(笑)ではなくって、将来までを見据えた発想で、これからの日本サッカー界の方向を決めていって欲しいなという事です。



雪が多くはないけれど、寒さにうち震える観戦はしたくない。
それじゃOne Sou1もできやしない…(^_^;)

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